妄想名言帖

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■ 2008年6月 ■

いつだって死を希(ねが)っていた。
だのに神は、友を殺し部下を殺し、
俺ひとりを英雄にした。
この心の茫々たる不毛は、誰にもわかりはすまい。
浅田次郎
『王妃の館』
でっかい理想 謳うのもいい
でもキミが泣いてるのなら
どんな夢も 足もとからぐらつく
B’z
「SUPER LOVE SONG」
どちらへ行くかは彼の弱さと勇気の質が決定する問題であり、量が決定するのではない。どちらへ行くにも等量の勇気と等量の弱さが要るのだ。 三島由紀夫
『仮面の告白』
小さな声で 歌ってる
かなしい歌を 書きとめてよ
それをだれかが知るとき 希望の歌になる
B’z
「希望の歌」
お師匠はたくさんの人を斬った……
そして その何倍もの人に
これまでも そしてこれからも 未来永劫
道を示されたのです
「井上雄彦 最後のマンガ展」
展示作品より


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