妄想名言帖〜過去集積〜



2005年6月



この世を渡るにゃ 豆腐で渡れ
まめで、四角で、やわらかで
不詳

(鰺坂二夫氏のエッセイ
 /「エプタ」掲載)





「この世の中には、山と川と町だけしか考えられないとすると、いかにも空虚なものですけれど、互いに気心のあった、無言のうちにも私たちと一緒に生き続ける人がここかしこにいるのだということを知ると、私たちにとってこの地上ははじめて人の住む楽園になりますのね。」 ゲーテ
「ヴィルヘルム・マイスターの徒弟時代」





こうしてこうすりゃこうなるものと 知りつつこうしてこうなった
        ・・・・・
顔見りゃ苦労を忘れるような 人がありゃこそ苦労する
        ・・・・・
諦ましたよ どう諦めた 諦めきれぬと諦めた
都々逸

<まきの 雪様より>





一つ旅はしても、一つ道を歩んでいるわけではないのだ。 吉川英治「新・平家物語」





瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あわむとぞ思ふ 崇徳院

<りゅうか様より>







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